こんにちは、菊原麻衣です。
今回のテーマは【HSPが楽に生きるには】。
というのも、
最近こんな言葉を聞いて違和感を感じたんです。
↓
繊細な人は、他人の気持ちを考えられるから
人を傷つけたり嫌な気持ちにすることが少ない。
本人は苦しいかもしれないけど
周りの人を幸せにできる強みなんだよ。
自信持って!
どうでしょう。
HSPさんはこれを読んでどう感じますか?
「そうか、いいことなんだ。
じゃあ自信持って生きよう!」
そう感じられるのなら
この記事は読む必要がないかもしれません。
ただ私としては
「本人は苦しいかも」って…
そこを解決したいんじゃないの?
と思いました。
「そうそう!!そこなんだよ!」
「強みだと言われても、苦しいのは嫌」
そう感じたなら
ぜひ最後まで読んでみてください。
きっとお役に立てるはずです。
それでは本題いきましょう^^
誰から見て【OK】なのか
まず、
さっきの言葉を発言した方の意図を考えてみると
「HSPは短所だから、直さないと幸せに生きられない」
と感じている人に対して
「短所じゃなくて長所だよ!」
と伝えたい。
というのが一番だと思います。
それには私も大賛成です。
”弱み”と感じることに対して
「ただの個性」「”強み”に言い換えられる」
と知ることは大事。
自分に対する【無価値観】に悩んでいる場合、
さっきの言葉は響くかと思います。
でもそれって恐らく
一時的にホッとするだけ。
そのうち
「結局、苦しいままじゃん…」
とがっかりするときがきます。
私がHSPという言葉と出会ったときにも
同じようなことがありました。
その頃の話はこちらの記事↓
上記リンク先の内容にもつながりますが
「周りを幸せにできるからOK」
ということは
他人が基準になっています。
でも「苦しい」「生きづらい」
と思っているのは自分自身ですね。
「自分が苦しい」のが辛いんじゃないの?
強みがあったとて、
それを使うことでしんどくなるなら嫌ですよね?
だったら
「他人から見てOK」
ではなくて
「自分がOKと感じること」
を考える必要があります。
苦しさを脱する3ステップ
ではどうすればいいのか。
ここからは、私も実践してきた
繊細さんが苦しい生き方から抜け出す3ステップ
をご紹介します!
1:現状は【繊細さ】があることを事実として認める
2:その繊細さが元々の特性なのか、後天的なものなのかを判別して手放す
3:【特性】として残った繊細さを活かせる人間関係や環境を選ぶ
ひとつずつ解説していきます。
1:現状は【繊細さ】があることを事実として認める
まずは現状を【事実】として認めましょう。
人の顔色が気になる。
大勢の人と一緒にいると疲れる。
大きな音が苦手。
気になることが多くて行動が遅い。
…などなど、なんでもいいです。
ポイントは、
良い・悪いのジャッジをしないこと。
ただ「そういうところがあるんだな」
と自分を観察するような感じですね。
ここで
「どうしても短所に感じてしまって受け入れられない」
ということであれば
ここまでで話してきたように
弱みを強みに言い換える
という方法で
思い込みを緩めてみてください。
2:その繊細さが元々の特性なのか、後天的なものなのかを判別して手放す
「HSPの特徴は生まれつきの特性だ」
と言われることもありますが
あなたが持っているHSP要素の
全部が全部生まれつきだとは限りません。
私は、大半のHSPさんに
【後天的なHSP要素】(←心の偏り)
があると思っています。
後天的なものであれば
今から変えることができますよね。
「自分を苦しくするもの」
かつ「変えられるもの」を見つけて
手放していきましょう。
例えば
「こうするべき」という思い込みからしていることはないか。
自分に対する無価値観や
罪悪感を埋めるためにしていることはないか。
「嫌われたくない」という恐れからしていることはないか。
などなど…。
見つけ方、手放し方は一言では語り切れないので
ブログの他の記事を見ていただくもよし。
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3:【特性】として残った繊細さを活かせる人間関係や環境を選ぶ
心の偏りを整えていくと
自分では変えられない【HSP要素】が残ります。
それらがきっと
あなたの生まれつきの特性なのでしょう。
変えられないものとは
【上手に付き合っていく】という方向性がいいですね。
ここで考えるのは
今の環境はその特性を活かせる場所なのかどうか。
もし【大勢の人と過ごすのが苦手】
というのが自分の特性だと分かったのなら、
常に人に囲まれるような職場環境に身を置いていると
どうしたって消耗しますよね。
だったら転職や異動を考えたりして
環境を変える行動が必要です。
また、
ステップ2・3、と一応順序はつけて書いたものの
このふたつは並行して行ってもOK!
たとえ後天的なHSP要素だとしても
それを活かせる環境を選べるのであれば
”そのまま持っている”という選択もありなので。
「このHSP要素は手放せるのかわからない」
というときは、
まずはお試しで環境を変えてみるのもおすすめです。
(いきなり会社を辞めちゃうんじゃなくて
小さく副業をして違う環境を体験してみる、とか)
是非いろいろ試してみてください^^
自分を楽にする”強み”の使い方をしよう
いかがでしょうか。
いくら”強み”だと言っても
自分を楽にしてくれないなら
使い方を考えたらいいですね。
とはいえ今回書いたことを
すべて一人でやるのはハードルが高いかもしれません。
そんなときはぜひ私を頼ってくださいね^^
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それではまた!!