【HSP=生きづらい】じゃない!言い訳にせず幸せになる方法

心理

こんにちは、菊原麻衣です。

生きづらさを感じていると、
その原因を探したくなることがありますよね。

HSPとか、ADHDとか、毒親とか…

知った瞬間は、ホッとするかもしれません。

「あ、私が悪かったんじゃないんだ」
「努力が足りないわけじゃないんだ」

しかし、それだけで
根本的に幸せにはなれないことも多いです。
(私自身もそうでした)

私はHSPだから生きづらいんだ…
発達障害だからこうなんだよね…
毒親育ちだからこうなったんだ…

HSPやADHDは幸せになれないの?

もちろん、そんなわけありません。

上記のような特性や過去があっても、幸せになれます。
(断言します)

ということで、今回は
【特性を言い訳に幸せを諦めない】
というテーマでお送りします。

…ちょっと厳しく聞こえますかね?

でも、

「○○のせいで幸せになれない」

その思い込みを、この記事をきっかけに手放してほしい。

そんな願いを込めて書いたので、
受け取っていただけたら嬉しいです。

【HSP】という概念との出会い

私が「HSP」という言葉と出会ったのは、
2019年のこと。

ほぼ同時期に「内向型」という言葉も知り、

「うわーこれまさに私!!
めっちゃ当てはまる!!!」

と大興奮したのを覚えています。笑

それまでの私は、
自分は欠点だらけだと思っていました。

じっくり考えすぎて行動が遅かったり、
おしゃべりについていけず聞き役しかできなかったり、
大勢の集まりが苦手だったり、
物事を同時進行するのが苦手だったり、
何をやってもすぐに疲れちゃったり…

もう、挙げたらキリがないんですが。。

そんな私でも、

これって別に欠点じゃないの?
単なる個性?
違うだけ?

なーんだ!

と、すごーく安心したんです。

直さなきゃ!!
って追われる気持ちになるのはめちゃくちゃ苦しかった。

だから、そこから解放されたのは本当に救いでした。

欠点を直すための努力はやめてもいい。
自分をそのまま受け入れて、
自分がどうありたいかを大事にしていい。

まず一歩、楽な生き方に踏み出した瞬間でした。

やっぱりHSPじゃダメなの?

しかし、それだけでは
根本的な解決にはならなかったんですよね。

「自分は自分でいい」
そう自分自身に言ってあげようとしていても、

周りには
それを良しとしない人もいました。

「結局、HSPじゃない人のが評価されてるじゃん」
「私だけがHSPを理解しても意味ないのかな」
「みんなもHSPを受け入れてくれたらいいのに」

そんな思考が出てきてしまったんです。

せっかく、特性は欠点ではないことがわかって
自分は自分でいいんだって気づくことができたのに、

「やっぱりこのままじゃダメなのかな…」

という絶望感とともに、

「私はHSPなんだから、もっと考慮してよ!」

そう主張したい気持ちまで生まれてしまいます。

(最近「繊細ヤクザ」という言葉が出てきましたが…
私もなりかけてましたね)

「あれ?楽になれると思ったのに…」

手に入れたと思った安心感は、
あっという間にスルリと逃げていってしまいました。

「他人を変えよう」という傲慢さ

なぜ、当時の私は
「HSPは特性だから受け入れていい」
という情報を聞いたにも関わらず

実際には受け入れることができずに
安心感を得られなかったのか。

理由のひとつに、
基準が【他人のまま】だったから
というのがあります。

周りが受け入れてくれないから。
みんながHSPを知ってくれないから。

だから私は幸せになれない。

しかし、残念ながら
他人はコントロールできません。

【全員に受け入れてもらう】なんて
難易度が高すぎるんです。

感じ方とか価値観はみんな違うのが当たり前。

無理やり自分に合わせよう、
なんて無理な話ですよね。

そもそも、、、

HSPを知る前の私は

「気にしすぎだよ」
「みんなは普通にできてるよ」

そんな他人の価値観に合わせるのが苦しかったのに。

「みんなと違っていいんだ」

そう気づいてホッとしたはずなのに。

今度は逆に自分の価値観を
周りに受け入れさせようとしていた。

つまり、無意識のうちに
他人を変えようとしていたんです。

…傲慢だったなと。

変えられないものは受け入れる

このように
HSPを知る前も後も、結局は悩んでいた私。

幸い、その後ほどなくして
【心のこと】に出会うのですが、

過去の悩みには共通点があったことがわかりました。

それは
コントロールできないものをコントロールしようとしている
ということ。

HSPを知った後に関しては先ほども言った通り。

「みんなもHSPを理解してくれたらいいのに」
「私はHSPだから配慮してほしい」

つまり、
他人をコントロールしたい
ということですね。

そして、HSPを知る前は
自分の特性を変えようとしていたんです。

(気質や幼少期の家庭環境、過去の事実なども
コントロールできないものに含まれます)

「コントロールできないなら、諦めるしかないのかな?」

…はい、実は
変えられないものは諦めて受け入れたほうが
幸せになれます。

変えられないものを変えようとしたり
コントロールできないものをコントロールしようとしたり

まさにそれが苦しい原因です。

だって、変えられないんだもん。
コントロールできないんだもん。

そりゃ結果が出なくてしんどいですよね。

そこで私がやったことがこれ。

【自分の管轄内にフォーカスする】!

そうすることで一気に苦しさが解消しました。

詳しく説明しますね。

自分の【管轄内】を意識して行動を選ぶ

【自分の管轄内】とは
自分がコントロールできる範囲のこと。

例えば、
他人はコントロールできなくても
自分の行動はコントロールできますよね。

決めて、実際に動く

これだけなので。

※とはいえ心理的ブレーキが働くこともありますが、
それはまた別の記事で。

管轄内であれば、やればやるだけ変わります。

結果が出るんですね。

HSPが特性なのであれば
それはそれで受け入れて、

「私はこういうことが気になるんだね。
なら、できることは何かな?」

って考えたらいいんです。

例えば、

【気になることを相手に伝える】
ここは自分の管轄内です。

こういう対応をされると私は悲しい。
音が気になるから、テレビの音量を下げてほしい。
マルチタスクは疲れるから一つ一つ対応させてほしい。

そう思っていることに相手が気づいていない
というケースも多いですからね。

とはいえ、相手がどう反応(対応)するかは
相手の管轄だと理解しておきます。

「悲しい」って伝えても
相手としては気にならないことだから
ついまた同じ対応をしちゃう、とか…

音量下げたら聞こえない
とか
小さい音だとつまらない
とかで結局下げてくれない、とか…

人員不足だから、と
マルチタスクを強制させられたり、とか。

そうなったときに
自分でコントロールできることと言えば

その人と付き合い続けるのか
(そのコミュニティに居続けるのか)
を見直す

ということですね。

相手をコントロールするのは無理。

自分の気持ちも伝えた。

それでも自分にとって嫌な状況が変わらない…

なら離れたほうが幸せかもしれません。

人と離れるのは寂しいことかもしれないけれど、
合わない人と無理して一緒にいるより
お互い別の場所でそれぞれ幸せにいられるほうが
いい場合もありますよね。

相性が悪いなら仕方ない。

そう割り切るのも、
楽に生きるためには大事です。

あくまでも
【自分がどうしたいか】を優先し、
【自分にできること】をする。

そこにフォーカスしていけば
圧倒的に楽に幸せに生きられますよ。

自分の幸せだけは、諦めなくていい

以上、
【特性を言い訳に幸せを諦めない】
という話でした。

特性含め、
自分ではコントロールできないことが
【幸せになれない原因】だとしてしまうと

それがある限り、幸せにはなれません。

でも、
そこは受け入れた上でできることはないのか。

いえ、きっとあるんです。

HSPだろうが、
ADHDだろうが、
毒親育ちだろうが、

ここからどうするかはあなたが決められます。

ぜひ、あなたの【管轄内】に目を向けてほしい。
幸せを諦めないでほしい。

自分自身が諦めなければ、幸せになれますから。

一人では難しいと思うなら
私を頼ってくださいね。

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コントロールできるものとできないもの
に関してはこちら↓

ぜひあわせて読んでみてください^^

それではまた!

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